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木の豆知識

これまで、日本人は木と共に生活をしてきました。
しかし、近年の日本には、都市部を中心に地球にやさしくない材料で作られたものが溢れています。
そして、自然資源の恩恵を感じる生活は減ってきています。
この原因は、日本人がより、量産的で安価なものを求め、自然観が低下してきたからだと言えるでしょう。

日本には古来から、動物だけではなく、植物や無機物にまで魂を感じるアニミズムの思想があります。
長年にわたり、私たちは自然とともに歩んできました。
「森を育てたいから、木を使う」という先人の教えもあります。

私たち角重は、木を使うことで元気な森を育てる循環可能な「木づかい生活」を、皆さまにご提案いたします。

木のリラックス効果

木にはフィトンチッドと呼ばれる成分が含まれています。
フィトンチッドは、脈拍を落ち着かせせ、血圧を下げる効果があると言われています。

木は木製品になってもフィトンチッド効果は持続されるため、ストレスの多い現代人にとって、木の家は理想の住まいといえるでしょう。

特にヒノキの匂いはリラックスしたときに発生する脳波のアルファー波を増します。昔から、ヒノキ風呂に入ると疲れが取れ、気分が爽やかになると言われています。

悪臭を消す木の香り

家のいたるところに使用されている接着剤や塗料の成分が、空気を汚し、喘息、アレルギーなどを引き起こすと言われています。

木の匂いには除臭効果があり、特にヒノキ、ヒバなどの木の成分には空気中のホルムアルデヒドを吸い取り、減らす働きがあることがわかっています。

木の年齢

木の年齢を樹齢といいます。樹齢を調べる確実な方法は年輪/成長輪を調べることです。樹齢はその樹種の種類や樹木の生まれ持った才能、環境、運命によって様々ですが、地球上には何千年も育ち続けている樹木があります。

世界最高樹齢は2004年にスウェーデンのダラマで発見されたトウヒの木で、14C放射性炭素で測定したところ樹齢は9550年でした。また、カリフォルニア州のセコイヤ国立公園に生っている樹木は約4,000歳といわれています。

また、日本では屋久杉の縄文杉や大王杉の樹齢は約3,500歳の屋久杉があります。

森の成長

成長期の若い森林では、樹木は二酸化炭素をどんどん吸い込み大きくなりますが、成熟した森林や手入れのされない荒れた森林(人工林)では吸収能力が低下します。

下刈りや間伐などの適切な手入れを行い、森の成長を助けることは、CO2吸収という意味でも大切です。森林は二酸化炭素を吸収して光合成を行うのみならず、炭素を有機物として幹や枝などに蓄えて成長し、地球上の炭素循環の中で大きな役割を果たしています。

木材教室

角重では定期的に木工教室を行なっています。多くの方に木に触れて欲しいという先代の理念から、木工教室を学校、公共施設、介護施設、企業イベント、組合イベント等で木に触れる機会を提供しています。

木工教室で使用している木材は合法木材を使用しております。

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